2024年9月23日月曜日

”乱読私” -- なぜ働いていると本が読めなくなるのか -- 三宅香帆:著 2024.9.23(月)

  もう、そろそろ飽きてきた。

一気に、そんなに、やれるもんじゃないなあ。

違うことが、気になるのだ。

なんて、「集中力が足りないンじゃない?」の声が耳元で・・・。



 -- 裏書から--「大人になってから、読書を楽しめなくなった」

「仕事に追われて、趣味を楽しめない」

「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」

・・・そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。


 「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。

自らも兼業で執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、

日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。


 そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?

すべての本好き・趣味人に向けた渾身の作。-- だって。まんま。


 なるほどね・・・。


 名前を憶えていて、図書館や本屋で見かけたら、手に取ってみましょう。


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 ” もくもくとして しぐるる 白い凾をまへに ”

  -- 山頭火 --

<山頭火句集 ”銃後” ちくま文庫>より



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