-- 綾櫛横丁 加納表具店 --
メディアワークス文庫 江刺図書館
今日も、もう、15:00 。
天気は、良くてスマホは8℃も表示してるんだが、
どうも、悪寒というか、風邪っぽい症状がとまらない。
咳も出てないし、鼻水も、出てない。
それでも、なんとなくダルイ。
朝仕事を終えて、ゴロッと、横になり、本を読み続けて、今の時間。
まあ、しゃあないか。
主人公の父親(画家)が書いた絵の中の人物や動物が、
丑三つ時になると動き、声を出す。
悩んでいたところに級友から教わった路地裏の横丁。
そこで繰り広げられる七変化。
最近、”あやかしたち”などを使った「この世の中、これで、いいの?」とか
「人は、どう生き、どうあるべきか?」などという、
”命題めいた”ことを、静かに訴えるような本が、多くないか。
推理小説もしかり。
昔は、こういった”人・心”は、それこそ、明治、大正、昭和の
”大文豪”と呼ばれる人々のものだったんだろうけど、
昨今、こういった”小説”は、読まれなくなったんだろうな。
家の本棚にも、所謂”文学全集”があるし、「古本を持っていってくれ」と
知人から声がかかると、大体、この文学全集というのが、混じる。
読んだ人は、当然読んだだろう。
でも、大昔の何かのCMでもあったけど、書斎を作り、本棚には、百科事典を
並べて、「う~ん、”雰囲気が変わった”」と、悦にいっていた”読書人”も
多いのではないか?
で、読まなくなったのは、”文学全集”なのかも?
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” 犯人を 忘れ二度読む ミステリー ”
-- 北村幸子 --
<シルバー川柳-3 来世も一緒になろうと犬に言い ポプラ社>より