2024年8月17日土曜日

"乱読私” -- 夜の探偵 -- 西村京太郎:著 2024.8.17(土)

  朝夕は、すこしは涼しくなってきたかな?って感じ。

スマホの温度計は、23℃を示している。

二階の部屋は、そんなにも感じないけどね。


 今日の日経の増ページの”プラス1”に「これは違法?身近な著作権クイズ」という

特集があり、

その1位に「書籍の表紙を撮影してネット上に公開」34.4%。で、解説は”書籍の表紙にイラストや写真が使われていた場合、撮影して公開すること、著作権者の権利を侵害する可能性がある。ただ、著作権法は著作権者の権利を制限できる例外規定を設けており”引用”と認められれば、問題はない。

 書籍を紹介する場合なら、読んだ感想やオススメの点などをしっかりと記載し、本文が”主”で撮影した写真が”従”となるようにしなければならない。その書籍を撮影したものだとわかるようにするなど、引用元を明示することも必要だ。

 どのような写真ならSNSに公開していいのかは判断に迷うことが多い。回答では「作家にサインをもらったが、載せていいのかわからなかった(40代女性)という声もあった。一般的にはサインは著作物には該当しないとされており、問題が起きる可能性は低そうだ。

正解は△(場合により侵害となる)

--日経新聞8.17付、プラス1--より。


思わず、目が行ってしまいましたよ。

オイラが打っている”乱読私”も著作権侵害?

まあ、それでも、感想文を長く書けば、そうはならないのかも?

読書感想文は、子供の頃から苦手なんだよな。

自分としては、読んだものの記録と記憶だけのつもりなんだけどさ。

反応が、10人位しかないし・・・・。

・・・・と、いうことで、


 これを、読み終えました。

江刺の図書館から。集英社文庫。

 初版が1985年3月。(昭和60年)42版が1997年2月。(平成9年)。

たぶん、後者の方を借りてきたんだろうな。


 西村氏にしてみれば、ちょっと異色な(何小説と言えばいいんだろう)もののように

感じた。


 後ろの方にある”集英社文庫 目録”を眺めていると、結構、時代の移り変わりを

感じる。

 時のベストセラーを追いかけるのも一つの方法かもしれんが、それは、月間の雑誌

などにまかせておいて、オイラはもう、図書館では、パッと目についたものを

借りてくる方法だな。

図書館のカードが見当たらない。わからん。


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 ” 朝も秋夕も 秋の暑さかな ”

 -- 上島鬼貫 --

 <日々の歳時記 PHP文庫>より 8/17

 残暑って感じじゃないよね。

夏がまだまだ続いてるって感じ。



 

2024年8月14日水曜日

”迎え火” 2024.8.14(水)

 午前中は、扇風機要らずで、過ごせるようになった。

雨もなく、予定どうり、夕方、迎え火をたいた。

 お盆帰省で、近所も賑やか。

盆が過ぎれば、また、静かな町に戻るんだろうな。


 今は、これだけ。

なんと、短いブログだろう。

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 ” 四五人に 月落ちかかる をどりかな ”

  -- 与謝蕪村 --

 <日々の歳時記 PHP文庫>より 8/14

踊り--盆踊りを指し、秋の季語なんだって。

知らなかったなあ。


2024年8月13日火曜日

”乱読私” -- rakra増刊号 「古津軽」 -- 2024.8.13(火)

  また、雨が降り出した。

この近所では、13日の迎え火は、たかないのだが、俺ん家は、いつも、たいていた。

だって、そうしなきゃ、オヤジやオフクロをはじめ、ご先祖さんたちも、「帰る所は、どこだ

っけなあ・・」と、なりそうなもんだから・・・。

 まあ、そんな事は、ないと思うけどさ。

でも、今年は、まだ台風5号の残りか、雨が降ったりやんだりだし、なんか、日中の墓参りで

汗だくになって、疲れてしまったので、やめにした。

 ご先祖さん達を連れて帰って来てしまったかな?


 これは、昨年の8/31の送り火の写真。

また、明日の夜に写そう。晴れるといいな。


 さて、”乱読私”


 雑誌、rakra増刊号の表紙。

神社の鳥居に座っている鬼さん。

弘前あたりに、わりあいあるようだ。

”鬼滅の刃”の影響か?いや、それ以前からの興味か、”鬼”からは、目が離せません。

津軽の鬼達は、けっして、悪者ではないようです。

おっと、副題は”お山に抱かれた暮らしの物語”でございます。

津軽にかかわる話は、長くなるので、また、今度にしよう。

都会暮らしを引き上げて、みんな、田舎で、暮らしたらいいのにね。


裏表紙。「ねぷた」絵。

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 ” 数ならぬ 身とな思ひそ 玉祭り ”

 -- 松尾芭蕉 --

<日々の歳時記 PHP文庫>より 8/13


玉祭り--魂祭(たままつり)

盂蘭盆会のことを言うらしい。

盂蘭盆などという普通の季語を芭蕉は使いたくなかったんだろう。

「俺は、いろんな言葉を知ってるんだ。」という芭蕉の

鼻にかけた気風が、感じられるよね。だから、芭蕉は、好きじゃない・・

って、人もいるよね。


2024年8月12日月曜日

"乱読私” --啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)-- 伊井圭:著 2024.8.12(月)

 台風は、すっかり過ぎ去ったようだが、

”晴れ”になる北からの風になってない。

しかも、明日はまた、34℃くらいまで上がるらしい。

曇り空、時々雨で・・・。不快指数が、高そう。




石川啄木が、探偵役で、金田一京助が、ホームズで言うところのワトソン君役・・

という、設定。

まあ、事実と同じ様に、啄木の貧乏暮らしと肺病は、書かれている。

また、彼の短歌も、所々に収められてはいるが・・・。

 浅草・十二階が、立っていた頃の時代設定。

あまりにも、金田一君が、ボケというか、頓珍漢というか、イラつくことが多く、

読み終えるまで、けっこう、時間がかかった。

 俺には、スッと入って、夢中になる展開が薄かったという事なんだろうな。

こういう、啄木像もあるのか?という興味のある方は、御一読かも。


 創元推理文庫。

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 ” 枝ぶりの 日ごとにかはる 芙蓉かな ”

 -- 松尾芭蕉 --

<日々の歳時記 PHP文庫>より


田原・8/1


”乱読私” 月刊”図書” 2022.12月号 2024.8.12(月)

  台風5号が、今朝8時半ごろに、大船渡付近へ上陸。

たしかに、雨風とも強くはなったが、土砂災害とまでは、行かなかったようだ。

というか、全然、外に出ていないのだ。

 今は、もう、脚を速めて、秋田・男鹿半島から、(ニュースでは、能代付近だって)日本海

に抜けようとしている頃か。

ともかく、このあたりは、何事もなく、ほっとしたところ。


昨日までに、墓所の清掃を終えていてよかったよ。

連日のように、汗だくになってやったからな。



 そんな話は、次にして、”乱読私”でございましたな。

二年半前のものを、やっと、読み切りました・・・。って事で、

わずか、100頁になるかならないか・・というのでさえ、こんな塩梅。

持っているものを全部読もう・・なんてのは、もう、幻想になりつつある。

 いわゆる、”積読”だよな。

そして、古本屋に行けばいいほうで、廃棄という運命となるのかな。

(自分だって、古本屋の許可証を持ってるのにね)



 裏表紙。みずほ銀行だってさ。

 888号なんだそうな。

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 ” 文月や 空にまたるる ひかりあり ”

 -- 加賀千代女 --

 <日々の歳時記 PHP文庫>より 8/12