2025年2月15日土曜日

”乱読私” -- 路地裏のあやかしたち -- 行田尚樹:著 2025.2.15(土)晴れ

 -- 綾櫛横丁 加納表具店 --

メディアワークス文庫 江刺図書館


 今日も、もう、15:00 。

天気は、良くてスマホは8℃も表示してるんだが、

どうも、悪寒というか、風邪っぽい症状がとまらない。

咳も出てないし、鼻水も、出てない。

それでも、なんとなくダルイ。

朝仕事を終えて、ゴロッと、横になり、本を読み続けて、今の時間。

まあ、しゃあないか。


 主人公の父親(画家)が書いた絵の中の人物や動物が、

丑三つ時になると動き、声を出す。

悩んでいたところに級友から教わった路地裏の横丁。

そこで繰り広げられる七変化。


 最近、”あやかしたち”などを使った「この世の中、これで、いいの?」とか

「人は、どう生き、どうあるべきか?」などという、

”命題めいた”ことを、静かに訴えるような本が、多くないか。

推理小説もしかり。

 昔は、こういった”人・心”は、それこそ、明治、大正、昭和の

”大文豪”と呼ばれる人々のものだったんだろうけど、

昨今、こういった”小説”は、読まれなくなったんだろうな。

 家の本棚にも、所謂”文学全集”があるし、「古本を持っていってくれ」と

知人から声がかかると、大体、この文学全集というのが、混じる。

 読んだ人は、当然読んだだろう。

でも、大昔の何かのCMでもあったけど、書斎を作り、本棚には、百科事典を

並べて、「う~ん、”雰囲気が変わった”」と、悦にいっていた”読書人”も

多いのではないか?

 で、読まなくなったのは、”文学全集”なのかも?

-----------------------------------------------------------------

 ” 犯人を 忘れ二度読む ミステリー ”

 -- 北村幸子 --

<シルバー川柳-3 来世も一緒になろうと犬に言い ポプラ社>より


0 件のコメント:

コメントを投稿