2024年8月12日月曜日

"乱読私” --啄木鳥探偵處(きつつきたんていどころ)-- 伊井圭:著 2024.8.12(月)

 台風は、すっかり過ぎ去ったようだが、

”晴れ”になる北からの風になってない。

しかも、明日はまた、34℃くらいまで上がるらしい。

曇り空、時々雨で・・・。不快指数が、高そう。




石川啄木が、探偵役で、金田一京助が、ホームズで言うところのワトソン君役・・

という、設定。

まあ、事実と同じ様に、啄木の貧乏暮らしと肺病は、書かれている。

また、彼の短歌も、所々に収められてはいるが・・・。

 浅草・十二階が、立っていた頃の時代設定。

あまりにも、金田一君が、ボケというか、頓珍漢というか、イラつくことが多く、

読み終えるまで、けっこう、時間がかかった。

 俺には、スッと入って、夢中になる展開が薄かったという事なんだろうな。

こういう、啄木像もあるのか?という興味のある方は、御一読かも。


 創元推理文庫。

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 ” 枝ぶりの 日ごとにかはる 芙蓉かな ”

 -- 松尾芭蕉 --

<日々の歳時記 PHP文庫>より


田原・8/1


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